糖質制限ダイエットは効果のあるダイエット法として有名ですね。
私も、糖質制限ダイエットとレコーディングダイエットの2本立てで26kgの大幅減量を達成しました。
でも、糖質制限のそもそもの意味は二の次でした。
辛い・しんどいと挫折しがちなダイエットも、意味がわかっていれば諦めずに続けられるかもしれません。
今日は、血糖値についてちょっと調べてみました。
糖質制限は血糖値コントロールをするためのメタボ治療法
糖質の高い食事を続けると、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増え、血糖値が常に高い状態になります。
そうすると血液が濃くなり、脱水状態になるばかりでなく、糖尿病や心筋梗塞・肝硬変といった病気にかかりやすくなるというリスクが生じます。
特に糖尿病は一度かかると完治が難しく、さらに高血糖が長期にわたり持続することで、網膜症・腎症・神経障害の三大合併症をしばしば伴います。
高血糖を防ぐために、糖質の摂取を低く抑えて血糖値をコントロールするのが糖質制限です。
簡単に言えば、主食を抜いておかずを多めに食べることです。
抜く必要がある主食とは、米類、麺類、パンなどの米、麦製品や芋など糖質が主成分のものです。
なぜ血糖値をコントロールしなくてはいけないの?
血糖値が急に上がれば上がるほど、脳は「早く血糖値を下げなくてはいけない」と判断し、より多くのインスリンを分泌します。
インスリンには、エネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪などにして体に蓄えるはたらきがあります。
つまり血糖値が急上昇するほど、脂肪を溜め込みやすく、太る流れを作ってしまうのです。
また、血糖値の急上昇は急降下も招きます。
血糖値の急激な変動は、眠くなったり、気持ちがイライラしたりするなど、精神を不安定にすることも。
イライラすれば脳はさらに糖を欲するという、心身の悪循環を招いてしまいます。
空腹状態からいきなりお菓子やご飯、パンなど糖質主体の食べ物をたくさん食べてしまうと、血糖値は一気に上昇し、インスリンが必要以上に分泌されてしまいます。
これにより、糖分を脂肪として蓄積することに拍車をかけてしまうのです。
それだけではなく、急上昇した血糖値を今度は急降下させる「血糖値のジェットコースター的急変化」を招くこととなり、食欲を増長させるとも言われています。
なので、血糖値をコントロールして急激なアップダウンを防ぐ必要があるのです。
血糖値だけは正常範囲内の私は、糖質制限は特別なものだと思っていました。
私はメタボ予備軍でしたが、血糖値だけは正常範囲内。
なので、血糖値コントロールの知識が乏しく、糖質制限ダイエットも流行っているからという安易な理由で始めたのです。
「体重が減ればいいや」と、糖質を制限する本当の理由も大して考えていませんでした。
体重が標準範囲内に減って、このままこの生活を続けるべきなのか、元の食生活に戻すのかを考えました。
若い頃は糖質のことなんて考えないで食事をしていても健康だったし、大して太りもしなかった。
減量したら、糖質制限しなくてもいいんじゃない?なんて思っていました。
ですが、せっかく始めた糖質制限。
血糖値(正しくはケトン体)についての本を読んでみました。
この本によると、高血糖でインスリン分泌過多になると、血管が傷むんだそうです。
今までの高血糖な生活がいかに自分の身体を労わっていなかったか、反省しました。
徹底的な制限は厳しいけれど、これからも血糖値は常に意識していこう!と思います。
前のような炭水化物ドカ食い生活には戻りません!
だって、体内では大変なことが起きているんですから…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
参考になったら嬉しいです